これからゆっくり考L

旅行好き。美味しいもの好き。日本酒好き。

3回目の単独富士山チャレンジ 〜天国と地獄〜

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
去年の富士山は吉田ルート(1回目)、須走ルート(2回目)で登ったので、今年は富士宮ルートで登ってみようかと調べてみたら、電車とバスを使っていくには色々面倒そうで…。結局去年と同じ須走ルートで行くことに決めました。

去年かなり細かくエントリーを書いたので、今年は1エントリーにざっくりとまとめてみました。簡単に言うと、1日目はかなり快適で天国だーバンザイ!ってな感じで、2日目は特にいいこともなくただただつらかった地獄…もう富士山嫌いになりそう。という感じでした。

なにかとラッキーだった1日目

山頂までほぼ雨に降られず

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
去年2回登った際は登りでがっつり雨に降られて辛い思いをしたんですが、今回はなんとなんと、ほぼ降られず山頂まで行けました。正確にいうと、山頂目前の岩場でポツポツきたんですが、2分くらいで止んだので全く問題なし。

レインウェアを着たり脱いだりしなくていいっていうのはとても快適でした。服が蒸れないし最高。はー、こんな快適な富士登山があったとは。

前よりも頭痛がはじまるのが遅かった

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
去年はややゆっくりめで、ベンチがあったら絶対座る作戦で登っていったのですが、標高2700mぐらいで頭痛がひどくなり頭痛薬を飲んでました。今年は、息があがらないようにかなりゆっくりめで、休憩はしない作戦で登ってみたところ、富士山ホテルのある3200mぐらいのところまで頭痛薬を飲まずに登れました。ゆっくり登ったのがよかったのか、なんなのか。

あまり期待してなかった影富士が出現

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
9時20分くらいに須走五合目を出発し、山頂についたのが16時すぎ。この日宿泊する山小屋のチェックインのリミットである18時までまだ時間があったので、山頂で散々ぼーっとしてから富士宮ルートのゴール地点までのろのろ移動していたら、突然影富士が視界にどーんと入ってきたんです。雲海がでてなかったので、影富士ができていても気がつけないかもと思っていたのでびっくり。周りに誰もいなくて一人でそっと興奮しながら写真を撮ってました。

夕焼け美しすぎ

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
お腹減りすぎて食欲全開で山小屋のカレーをむさぼっていたら、夕焼けが綺麗という情報がはいり、急いで食べて外へ。

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
剣ヶ峰の後ろがすごいことに。

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
ご来光を見る予定だった三島岳に登ってみると更にいい見晴らし。夕焼けの中にあった雨雲の中で稲妻が光ってすごい光景でした。

山小屋で端っこのお布団をゲット

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
今回宿泊した山小屋は、日本で一番標高が高い山小屋「頂上富士館」。

fujisanchou.com

富士宮ルートのゴール地点にある山小屋なので、須走ルートを使った場合は山頂を半周ほどまわる必要があります。
チェックイン時間のぎりぎり18時に到着し、お金を払って部屋に案内されると、

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
なんとはじっこ!これがどんだけ嬉しいことか!

トイレに一番近かったので、夜通しずっとバイオトイレのつーんとした匂いをかぎながら起きていましたが、それでもはじっこは最高。隣の人にぐいぐい押されても、ずれることができる。最高か。

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
ここの唯一残念だったところは、夜自由に外に出られないっていうところでしょうか。ここは盲点でした。星空みたかったなー。

地獄の2日目ダイジェスト

4時ちょっと前に全員起こされます。食堂の方から、「今笠雲の中にはいっちゃっててガスでまっしろ」という声が聞こえてきて、もう嫌な予感しかしませんでした。

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
視界不良でひどい突風の中、頑張って剣ヶ峰に登ってみるも、真っ白。

あたりがほんのり明るくなってきて、あぁもうご来光絶対無理ってなったので下山スタート。まずは須走ルートまでまた山頂を半周まわらないといけないのですが、とんでもなく風が強い。今まで生きてきた中で経験したことのない強風が吹き荒れていて、普通に立って歩くことができない。


富士宮ルートから須走ルートに向かう途中。道が狭いところはかなり恐怖でした。

2017.08.25-26 富士山 須走ルート
本八合目ぐらいまで降りてくると、たまにガスがはれて雲海が登場し、あたりから歓声があがってました。

この後はただひたすら強風の中、砂にまみれながら無心でおりました。


下山して速攻ビール。


クラフトビールもあったのでそちらも。ビールにとても慰められました。

PRO TREKで記録をとりましたが…


アウトドア アンバサダーの製品モニターでお借りしているスマートアウトドアウォッチ「CASIO PRO TREK Smart WSD-F20」で記録をとっていたのですが、頂上についた時点で電池残量が42%。

f:id:sakaki0214:20170902182024p:plain
登山情報サイト | YAMAP(ヤマップ)
YAMAPアプリをつかって撮った記録がこちら。下山時の記録はなぜかありませんでした…。


下山してみたらどのボタンも反応せず、時計機能しか動いてなかったので、おそらく電池切れ。やはり1泊のときは充電ケーブルを持っていかないとだめっぽい。

関連エントリー

sakaki0214.hatenablog.jp

sakaki0214.hatenablog.jp


今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」

「大山」ナイトハイクで見事な雲海、ご来光を拝む

大山?ナイトハイク?と色々頭の中がはてなマークでいっぱいでしたが、面白そうだったので誘われるがままに行ってみました。大山というのは神奈川県の伊勢原市や秦野市や厚木市にある山で、標高は1252m。高尾山の倍くらいの高さ。ナイトハイクというのは、その名の通り、夜に行うハイキングのことです。

2017.08.05 大山ナイトハイク
昼間なるべく睡眠をとり、夜から活動開始。小田原線で新宿から伊勢原駅まで行き、そこから最終バスで山の麓(大山ケーブル)まで行きます。

2017.08.05 大山ナイトハイク
月明かりと街灯のおかげで、辺りは思っていたよりも全然明るい。もっと絶望的に真っ暗かと思ってたのでちょっとほっとしました。

2017.08.05 大山ナイトハイク
バス停で持参した夕ご飯を食べて、いざ出発!

2017.08.05 大山ナイトハイク
シャッターがしまった商店の前を通過。ひっそりとしていてなんとも不思議な雰囲気。あまりの蒸し暑さに、この時点で既にバテ気味。夜なのにまったく涼しくなくてつらい。

2017.08.05 大山ナイトハイク
ケーブルカーは営業時間外のため、頑張って階段をひたすら登ります。

2017.08.05 大山ナイトハイク
あまりにバテバテだったため大山阿夫利神社で休憩を1時間ばかり。発泡酒うまー。

2017.08.05 大山ナイトハイク
星空がなかなか綺麗で、ぼーっと眺める。月明かりがなかったらもっと星が沢山見られそうな。

ここから先は、街灯がなくなり真っ暗に。ヘッドライトを首にかけ、百均で買ったミニライトを手にして進みます。

2017.08.05 大山ナイトハイク
途中で見えた夜景。このあたりからちょっと蒸し暑さが軽減してかなり登りやすくなる。

2017.08.05 大山ナイトハイク
4時頃に山頂到着!

2017.08.05 大山ナイトハイク
ビールとカップラーメンで腹ごしらえ。ジャケ書いした黄桜のLUCKY CATが思いの外美味しかったなー。

2017.08.05 大山ナイトハイク
雲でご来光は厳しいかなぁと思っていたら、幻想的な感じで太陽が顔を出しはじめました。

2017.08.05 大山ナイトハイク

2017.08.05 大山ナイトハイク
見事な御来光でした。頑張ってのぼってよかった!

2017.08.05 大山ナイトハイク
下山途中に立ち寄った見晴台の東屋。ガスっていたため見晴らしはまぁ…。

2017.08.05 大山ナイトハイク
下山して早速ビールをいただきます。この時間からビールを提供してくれるお店がオープンしているとは。

2017.08.05 大山ナイトハイク
疲労と眠気でしんどかったので帰りはケーブルカーで。

ナイトハイクと聞いて、内心かなりビビっていたのですが思っていたよりも全然怖くなく快適な登山ができました。真夏はもう全部ナイトハイクでいいんじゃないかっていうぐらいよかったです。眠いけど。

梅雨の時期、約1万株の紫陽花が咲き誇る「南沢あじさい山」に行ってきた

いつの間にか夏になってしまっていてだいぶ今更感はあるのですが(もう8月下旬だなんて信じられない…)、とても綺麗でいいところだったので記録に残しておこうと思います。

都心部では既にあじさいの見頃が過ぎてしまっていた頃、今年は全然あじさいを堪能しきれなかったなーまだどこかで見れたりしないものかと探してみたら、ありました。東京都あきる野市にある「南沢あじさい山」というところです。南澤さんという方が約半世紀かけてつくりあげたあじさい山なんだそうな。

ajisai-yama.com

JR武蔵五日市駅から40分ほど歩きます

IMG_9548
アウトドア アンバサダーの製品モニターでお借りしているスマートアウトドアウォッチ「CASIO PRO TREK Smart WSD-F20」にYAMAPアプリで地図をダウンロードしておいたので、それを頼りに歩きます。Wi-Fi運用のAndroid端末とペアリングしているのでPRO TREKは常にオフライン状態ですが、全く不便さは感じなかったです。これがあるだけで全く知らない土地でも迷わず歩けました。ありがたやー。

南沢あじさい山
道案内が随所にあるので、地図なしでも問題なく辿り着けそうではあるのですが。

南沢あじさい山
道中にもあじさいがたくさん咲いていて期待が高まる。

南沢あじさい山
熊遭遇の可能性も高まる…。人が少ない平日午前中だったので、ちょっとびびりつつ進みます。

入山料500円を払って、いざ入山

南沢あじさい山
9分咲きという、なかなかいいタイミングっぽい。

南沢あじさい山
入り口。ちらっと見える道が既に斜めってる。さすがあじさい山。

南沢あじさい山

南沢あじさい山
あじさいに囲われた道を進みます。

南沢あじさい山
どんどん進んでいくと、斜面一面が紫陽花で埋め尽くされていました。

南沢あじさい山

南沢あじさい山

南沢あじさい山

南沢あじさい山

南沢あじさい山
敷地はそんなに広くないですが、とても見ごたえ、撮りごたえがありました。

ついでにちょっと登山もできちゃう

南沢あじさい山
あじさい山の上の方から金比羅山の登山道につながっています。人がいなさすぎて結構怖い(熊的な意味で)。

IMG_9572
分岐でどっちに進むかわからなかったときに、PRO TREKが役に立ちました。これのお陰で道には迷わなかったのですが、どこが頂上だったのか分からずいつのまにか下ってました。

南沢あじさい山
基本あまり眺望はよくなかったのですが、ちらっと見えた景色はなかなかのもの。

あじさいを見て、そのままちょっと足を伸ばしてトレッキングっていうのが程よい運動になってよい感じでした。