玉川上水の水源である「羽村取水堰」周辺を散策してみた #tokyo島旅山旅
羽村駅に到着し、まずは「羽村取水堰」というところへ向かうことにしました。この写真は東口側。羽村取水堰へ向かうには反対側、西口の方へ行きます。
羽村取水堰のある川に到着
到着、川が大きい!天気が最高によくて光がきらきら反射していて綺麗!
川沿いはジョギングや散歩をしている人、自転車を走らせている人がちらほら。この綺麗な川沿いを運動するのはすっごく気持ちがよさそうでいいなー。
そして正面には羽村取水堰。
そもそも、「羽村取水堰」っていうのがなんなのか全くピンとこなかったので、Wikipediaでざっくり概要を把握。
羽村取水堰(はむらしゅすいせき)は、東京都羽村市にある多摩川の堰。玉川上水の取水口(水源)である。正式名称は東京都水道局羽村取水堰。東京都水道局が管理している。
1654年(承応3年)、玉川上水開削時に設置される。現在の形態になったのは1900年(明治33年)。
(Wikipedia「羽村取水堰」より)
右側は金属でがっちりつくられた水門(小吐水門)ですが、正面の羽村取水堰は丸太で作られています。この、丸太や木の枝を柵状に設置しているのは「投渡堰」というものだそうで、昔からあまり変わっていない形なんだそうです。
水が澄んでいてとても綺麗
玉川上水の水源ということもあって、川の水がとても澄んでいて綺麗です。東京の川とは思えない綺麗さ。鳥が水遊びをしていて和む。
どんど焼きの準備中。小さいころに地元でどんど焼きを間近で見たことがあるのですが、もうちょっと小さめなサイズだった気がします。このサイズ感のものが燃え上がる風景は圧感でしょうなー見たかった!
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「羽村市郷土博物館」で羽村市の歴史を知る #tokyo島旅山旅
羽村駅から羽村取水堰まで行き、そこから徒歩10分ぐらいでこの「羽村市郷土博物館」に到着します。羽村取水堰からここまでの道のりは、川沿いの土手を延々と歩くだけ。鳥のさえずりや川の音を聞きながら歩くの、最高ですよ。のどかー。
入館時の手続き
入場料は無料ですが、まずは受付で簡単なアンケートに答えます。
あと、施設内の写真をブログ等に掲載する場合は申請書に記入し提出する必要があります。アンケートと同時に記入してしまうか、帰る前に手続きをしましょう。
館内の常設展示
「多摩川とともに」というメインテーマが掲げられている常設展示。
縄文時代の景観再現模型や縄文土器が展示されていました。縄文時代のことから江戸時代のことまで、羽村の歴史が学べます。昔小学生の頃、地元の博物館的なところでこういうのを見て勉強したなーと思ったら、こちらの博物館へは東京都の小学生がたくさん見学にくるみたいです。やはり。地方出身者で東京在住の人は中々興味深く学べると思います。私は興味深く学べました。大人にもオススメです。
こういうところも博物館っぽい。これを頑張って回すと、展示物がちょっとずつ変化していく様を見ることができます。私以外お客さんがいなかったので、それはもう必死に回しました。
ちょっと腰を掛けて映像をみるスペースもあります。ここでは羽村生まれの小説家「中里介山」の生涯、作品を見ることができます。
屋外には赤門や古民家が
色鮮やかな赤門。この赤門、元々は羽村生まれの小説家「中里介山」の大菩薩峠記念館の正門だったもの。
こちらは国指定重要有形民俗文化財である「旧下田家住宅」。この「国指定重要有形民俗文化財」というのは、建物と生活用具の両方セットで国から指定されているものだそうですよ。
国指定重要有形民俗文化財ってことはさすがに中には入れないかなーと思ったら入ってもいいそうなので入りました。
羽村市郷土博物館に行ってから羽村取水堰を見るのがオススメです
私の場合は先に羽村取水堰を見に行ってしまったんですが、先に博物館で色々知識を得てから見たほうがよかったなーと思います。博物館で歴史から学ぶとより理解できるなぁと。羽村取水堰に行くなら先に羽村市郷土博物館へ!