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玉川上水の水源である「羽村取水堰」周辺を散策してみた #tokyo島旅山旅

羽村駅
羽村駅に到着し、まずは「羽村取水堰」というところへ向かうことにしました。この写真は東口側。羽村取水堰へ向かうには反対側、西口の方へ行きます。

羽村駅の西口から徒歩で

tokyo reporter 島旅&山旅
羽村取水堰へは、羽村駅の西口から徒歩で20分ぐらい。知らない街を歩くのは好きなので、のんびり歩いて向かうことにします。

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道中にはこんな看板を発見。羽村駅東口方面には銀杏並木があったり、春には羽村取水堰付近には桜が咲くみたい。

羽村取水堰のある川に到着

羽村取水堰
到着、川が大きい!天気が最高によくて光がきらきら反射していて綺麗!
川沿いはジョギングや散歩をしている人、自転車を走らせている人がちらほら。この綺麗な川沿いを運動するのはすっごく気持ちがよさそうでいいなー。

羽村取水堰
そして正面には羽村取水堰。
そもそも、「羽村取水堰」っていうのがなんなのか全くピンとこなかったので、Wikipediaでざっくり概要を把握。

羽村取水堰(はむらしゅすいせき)は、東京都羽村市にある多摩川の堰。玉川上水の取水口(水源)である。正式名称は東京都水道局羽村取水堰。東京都水道局が管理している。
1654年(承応3年)、玉川上水開削時に設置される。現在の形態になったのは1900年(明治33年)。

Wikipedia「羽村取水堰」より)

羽村取水堰
右側は金属でがっちりつくられた水門(小吐水門)ですが、正面の羽村取水堰は丸太で作られています。この、丸太や木の枝を柵状に設置しているのは「投渡堰」というものだそうで、昔からあまり変わっていない形なんだそうです。

羽村取水堰
立派な水門。

羽村取水堰
こちらは第2水門。勢い良く流れる水の音はとても気持ちがいい。いつまでもぼーっと眺めていられそう。

昔の人の知恵がつまった治水技術「川倉」

羽村取水堰
なにやら見たことのないモノを発見。

羽村取水堰
大きい石がごろごろつまっている。これは一体なんだろう…

羽村取水堰
どうやら「川倉」という川を治める治水技術のひとつで、水の勢いを弱めて堤防が壊れるのを防ぐためものなんだそうです。勉強になります。

玉川兄弟の銅像

羽村取水堰
川沿いには立派な銅像が。これは玉川上水の開削(土地を切り開いて運河を通すこと)をおこなった「玉川兄弟」の銅像。

水が澄んでいてとても綺麗

羽村取水堰
玉川上水の水源ということもあって、川の水がとても澄んでいて綺麗です。東京の川とは思えない綺麗さ。鳥が水遊びをしていて和む。

羽村取水堰
どんど焼きの準備中。小さいころに地元でどんど焼きを間近で見たことがあるのですが、もうちょっと小さめなサイズだった気がします。このサイズ感のものが燃え上がる風景は圧感でしょうなー見たかった!

次の目的地、「羽村市郷土博物館」へ

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一通り羽村取水堰を見学し終わったので、川をわたって次の目的地「羽村市郷土博物館」へ向かうこととします。

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「羽村市郷土博物館」で羽村市の歴史を知る #tokyo島旅山旅

羽村市郷土博物館
羽村駅から羽村取水堰まで行き、そこから徒歩10分ぐらいでこの「羽村市郷土博物館」に到着します。羽村取水堰からここまでの道のりは、川沿いの土手を延々と歩くだけ。鳥のさえずりや川の音を聞きながら歩くの、最高ですよ。のどかー。


入館時の手続き

入場料は無料ですが、まずは受付で簡単なアンケートに答えます。
あと、施設内の写真をブログ等に掲載する場合は申請書に記入し提出する必要があります。アンケートと同時に記入してしまうか、帰る前に手続きをしましょう。

館内の常設展示

羽村市郷土博物館
「多摩川とともに」というメインテーマが掲げられている常設展示。

羽村市郷土博物館
縄文時代の景観再現模型や縄文土器が展示されていました。縄文時代のことから江戸時代のことまで、羽村の歴史が学べます。昔小学生の頃、地元の博物館的なところでこういうのを見て勉強したなーと思ったら、こちらの博物館へは東京都の小学生がたくさん見学にくるみたいです。やはり。地方出身者で東京在住の人は中々興味深く学べると思います。私は興味深く学べました。大人にもオススメです。

羽村市郷土博物館
江戸時代の水門の模型。大きくて立派!

羽村市郷土博物館
所々に映像の説明があるので分かりやすい。

羽村市郷土博物館
こういうところも博物館っぽい。これを頑張って回すと、展示物がちょっとずつ変化していく様を見ることができます。私以外お客さんがいなかったので、それはもう必死に回しました。

羽村市郷土博物館
ちょっと腰を掛けて映像をみるスペースもあります。ここでは羽村生まれの小説家「中里介山」の生涯、作品を見ることができます。

屋外には赤門や古民家が

羽村市郷土博物館
色鮮やかな赤門。この赤門、元々は羽村生まれの小説家「中里介山」の大菩薩峠記念館の正門だったもの。

羽村市郷土博物館
こちらは国指定重要有形民俗文化財である「旧下田家住宅」。この「国指定重要有形民俗文化財」というのは、建物と生活用具の両方セットで国から指定されているものだそうですよ。

羽村市郷土博物館
国指定重要有形民俗文化財ってことはさすがに中には入れないかなーと思ったら入ってもいいそうなので入りました。

羽村市郷土博物館
中に入ったら囲炉裏には本物の炎が。外では薪を割っている音がするし、なんだかここだけタイムスリップしてきたような感じ。

羽村市郷土博物館

羽村市郷土博物館に行ってから羽村取水堰を見るのがオススメです

私の場合は先に羽村取水堰を見に行ってしまったんですが、先に博物館で色々知識を得てから見たほうがよかったなーと思います。博物館で歴史から学ぶとより理解できるなぁと。羽村取水堰に行くなら先に羽村市郷土博物館へ!

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