3回目の単独富士山チャレンジ 〜天国と地獄〜
去年の富士山は吉田ルート(1回目)、須走ルート(2回目)で登ったので、今年は富士宮ルートで登ってみようかと調べてみたら、電車とバスを使っていくには色々面倒そうで…。結局去年と同じ須走ルートで行くことに決めました。
去年かなり細かくエントリーを書いたので、今年は1エントリーにざっくりとまとめてみました。簡単に言うと、1日目はかなり快適で天国だーバンザイ!ってな感じで、2日目は特にいいこともなくただただつらかった地獄…もう富士山嫌いになりそう。という感じでした。
なにかとラッキーだった1日目
山頂までほぼ雨に降られず
去年2回登った際は登りでがっつり雨に降られて辛い思いをしたんですが、今回はなんとなんと、ほぼ降られず山頂まで行けました。正確にいうと、山頂目前の岩場でポツポツきたんですが、2分くらいで止んだので全く問題なし。
レインウェアを着たり脱いだりしなくていいっていうのはとても快適でした。服が蒸れないし最高。はー、こんな快適な富士登山があったとは。
前よりも頭痛がはじまるのが遅かった
去年はややゆっくりめで、ベンチがあったら絶対座る作戦で登っていったのですが、標高2700mぐらいで頭痛がひどくなり頭痛薬を飲んでました。今年は、息があがらないようにかなりゆっくりめで、休憩はしない作戦で登ってみたところ、富士山ホテルのある3200mぐらいのところまで頭痛薬を飲まずに登れました。ゆっくり登ったのがよかったのか、なんなのか。
あまり期待してなかった影富士が出現
9時20分くらいに須走五合目を出発し、山頂についたのが16時すぎ。この日宿泊する山小屋のチェックインのリミットである18時までまだ時間があったので、山頂で散々ぼーっとしてから富士宮ルートのゴール地点までのろのろ移動していたら、突然影富士が視界にどーんと入ってきたんです。雲海がでてなかったので、影富士ができていても気がつけないかもと思っていたのでびっくり。周りに誰もいなくて一人でそっと興奮しながら写真を撮ってました。
地獄の2日目ダイジェスト
4時ちょっと前に全員起こされます。食堂の方から、「今笠雲の中にはいっちゃっててガスでまっしろ」という声が聞こえてきて、もう嫌な予感しかしませんでした。
視界不良でひどい突風の中、頑張って剣ヶ峰に登ってみるも、真っ白。
あたりがほんのり明るくなってきて、あぁもうご来光絶対無理ってなったので下山スタート。まずは須走ルートまでまた山頂を半周まわらないといけないのですが、とんでもなく風が強い。今まで生きてきた中で経験したことのない強風が吹き荒れていて、普通に立って歩くことができない。
富士宮ルートから須走ルートに向かう途中。道が狭いところはかなり恐怖でした。
本八合目ぐらいまで降りてくると、たまにガスがはれて雲海が登場し、あたりから歓声があがってました。
この後はただひたすら強風の中、砂にまみれながら無心でおりました。
下山して速攻ビール。
クラフトビールもあったのでそちらも。ビールにとても慰められました。
PRO TREKで記録をとりましたが…
電池明日まで持つ気がしない…画面表示させないようにして記録だけとる#アウトドアアンバサダー; #プロトレックスマート; pic.twitter.com/aYxY30TOW9
— さかきさん (@sakaki0214) 2017年8月25日
アウトドア アンバサダーの製品モニターでお借りしているスマートアウトドアウォッチ「CASIO PRO TREK Smart WSD-F20」で記録をとっていたのですが、頂上についた時点で電池残量が42%。
登山情報サイト | YAMAP(ヤマップ)
YAMAPアプリをつかって撮った記録がこちら。下山時の記録はなぜかありませんでした…。
どのボタン押しても反応しない…電池もたなかったか😂#アウトドアアンバサダー; #プロトレックスマート; pic.twitter.com/2kJ5PPJ6Xj
— さかきさん (@sakaki0214) 2017年8月26日
下山してみたらどのボタンも反応せず、時計機能しか動いてなかったので、おそらく電池切れ。やはり1泊のときは充電ケーブルを持っていかないとだめっぽい。