長野県飯山市で富倉そばを食べ、一面の菜の花畑に圧倒される
実家である長野県上田市に立ち寄った後、少し足を伸ばして飯山市まで。目的は、ゴールデンウィーク後半に開催されていた「いいやま菜の花まつり」に行くのと、まぼろしの蕎麦と言われている「富倉そば」を食べること。
はしば食堂
富倉そばとは、長野県飯山市富倉に伝わる、つなぎにオヤマボクチが使われている独特な食感な蕎麦だそうな。長野県出身なのに、存在すら知らなかった。
旦那さんオススメの「はしば食堂」というお店に行ってきました。なかなかの山奥で、車がないと厳しい場所にあります。
事前に聞いていた通り、普通に民家。親戚の家感満載。おばあちゃんが一人でやっているお店と聞いていたのですが、繁盛期は複数人でやってるようです。
着席したらすでに置かれていたおかず達。ぜんまいがとてもツボだった。いいおつまみ。
蕎麦が登場。大盛り2人前。きらめきがすごい。ツヤツヤでキラキラしている蕎麦。のどごしがよすぎてパクパクいけます。あっという間に終わってしまった…。
蕎麦の端っこ?あまり?をおばあちゃんが蕎麦猪口に追加してまわってました。おまけ嬉しい。
あー美味しかったと余韻に浸ってダラダラしていたら、他のテーブルにいたお客さんの強い希望で、昼前に売り切れてしまっていた笹ずしをおばあちゃんがつくってくれることに。それならば!と便乗してうちも一人前を注文。
これが笹ずし。別名、謙信ずし。
戦国時代に富倉の住民が上杉謙信に献上し、好んで食べたことから「謙信ずし」と命名されたと言われているんだそうな。山菜がのっている方から食べて、最後にしょうがで口の中をさっぱりさせるんだよーと、おばあちゃんに食べ方を教えてもらう。昼前には売り切れてしまうのも納得のおいしさ。食べられてよかったー!
関連ランキング:そば(蕎麦) | 飯山市その他