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これからゆっくり考L

食べたもの、行った場所、施したネイルなどの記録

女一人で挑む2016年2回目の富士山 須走ルート編その4 - 泊まる山小屋に到着した瞬間に天候が回復するという奇跡

登山・ハイキング

2016.08.15-16 富士山
14:17、本七合目(標高3200m)着。七合目から1時間近くかかってます。

この辺りで頭痛がひどくなり始めたので薬を飲んでおきます。前回はもっと早い段階で頭痛がひどくなっていたので、今回もしや高山病にならないんじゃ!と期待してたのですが、さすがにそれはなかったです。

本七合目にある見晴館で腰を下ろし、薬を飲んでしばらく休憩。頭は痛いし、足に疲れが結構きてしまっていてぐったり。よく考えたら、前回宿泊した太子館よりも既に100mも高いところにきているわけで。疲れるのも納得。

しかもこの辺りの道、七合目からこの先の本八合目まで道がものすごく登りにくいんです。ふかふかしてるというか、すべるというか、一歩足を踏み出すとずさーって滑り落ちます。ただでさえ狭い歩幅でちまちまのぼってるっていうのに、登っても滑り落ちるからとんでもなくスローペースに。ここでもトレッキングポール様様でした。トレッキングポールが無かったら本格的に心が折れていたに違いない。

2016.08.15-16 富士山
14:57、心を無にして滑りながら登ってやっとたどり着いた八合目(標高3350m)!
ちょうどこのポイントが下山時の吉田ルートと須走ルートの分岐点なので、前回通ったんです。見覚えのある場所にきて、ああ富士山に戻ってきたんだ感がどっと湧いてきます。

2016.08.15-16 富士山
15:23、宿泊する山小屋が目の前に現れる。無事に到着できてよかった…と安堵していたら、

2016.08.15-16 富士山
突然ぶわっとガスがなくなって青空が!嬉しいけど、もっと早いタイミングで晴れて欲しかったよ!?

2016.08.15-16 富士山
富士山ホテルにチェックインします。

www.fujisanhotel.com

2016.08.15-16 富士山
まだ雨が乾ききっていなくてどうすればいいんだろう、と戸惑っていたら、山小屋のスタッフさんが後ろをガーッと拭いてくれました。前はご自身でってことでタオルを受け取って拭きます。そして受付。渡された紙に諸々記入し、代金7200円(夕食付き)を支払う。このタイミングで、御来光はどこで見る予定か聞かれます。小屋の前で見ますーというと、起きる時間は4時と4時半どちらがいいですか?と。空の変化を楽しむのであれば4時がいいですよーと言われたので4時に決定。この時、4時半って言っていればよかったなーと後々後悔します。

2016.08.15-16 富士山
案内された寝床はこちら。一人分のスペースは寝袋0.9こ分ぐらい(寝袋がちょっとずつ重なっている状態)。この写真は人がいなかった下の段を撮影したものですが、私が案内されたのは上の段。受付時に、起床は4時半でとお願いしていたら、この下の段に案内されていたようです(他の日も同じ仕組みかはわかりません)。スタッフさんが起こしに来るため、同じ時間帯に起床する人たちが同じ列になるように案内してるっぽいです。

4時半起床組で先に到着していた人たちは父母娘の家族連れで、私は娘さんの隣に。片側が女性ってことでまずは一安心。

2016.08.15-16 富士山
靴は黒い袋に、濡れた雨具は白い袋にいれ、ザックをひっかけるところにすべてかけておきます。荷物整理をしていたら夕御飯だと呼び出される。

2016.08.15-16 富士山
一番乗り。

2016.08.15-16 富士山
ハンバーグとカレーは美味しかった。ウインナーは食べたことがない味でした。とにかくお腹が減っていたので即完食。若干物足りない感じがしましたが、満腹になるのもよくないっぽいのでちょうどよかったのかも?

ご飯の後は天気が良かったので外にでていました。

2016.08.15-16 富士山

2016.08.15-16 富士山
なにやらとてもいいお天気。ほぼずっと雨の中登ってきたのはなんだったんだろう…ていうぐらいいい天気。

2016.08.15-16 富士山
富士山ホテルのトイレ入口。百円玉を2枚いれるとバーが動く仕組みなんですが、指示通りにゆっくりと入れたはずがなぜかバーが反応しなくて、スタッフさんを呼びました。よくあることのようです。

2016.08.15-16 富士山
両替機もちゃんとあります。

一通り写真を撮り終わったところで、日没直前ぐらいまで体を休めておこうと思い、自分の寝袋に戻ります。
この時はまだ隣に新しい人が来て無くて、もしやこのまま私の隣には誰もこないのでは!と期待してましたが、後からおじさんが来ました。この超至近距離で知らないおじさんの隣で寝ることになるとは。非日常体験すぎる。願わくば同性の隣がよかったですが、希望の起床時間帯で山小屋に到着した順に案内されるので、こればっかりは仕方ない。

2016.08.15-16 富士山
ちなみに、私の寝床から見える景色はこんな感じです。青いザックカバーがだらしなく垂れ下がっているのが私のもの。写真の通り、足元(通路側)にザックやら靴をいれた袋を引っ掛けるんですが、階段は右端にある大きめの茶色いザックの下にあります。私が階段までいくには、隣のおじさんを乗り越えて茶色いザックを押しのけて下に降りなければなりません。これがかなりしんどい。
最終的にわたしが編み出したのは、私のザックの隣の隙間から一旦外に体を乗り出し、上の壁に手を引っ掛けて横歩きをし、階段までたどり着く、という方法でした。これなら隣の人をまたぐひつようもなく、階段前のザックを押しのける必要もありません。ただ、この方法はちょっと危ない。みんなどうやって降りているのか謎すぎる。次からはなんとしてでも1Fにしてもらえるように交渉したいところ。

夕暮れ時になってきたので再び外へ。

2016.08.15-16 富士山
見事な雲海。

2016.08.15-16 富士山
月がひょっこり登場。

2016.08.15-16 富士山
遠くのほうがオレンジに染まりつつあるのに、黒い雲もだんだん立ち込めてくる。

2016.08.15-16 富士山
遠くのほうでは綺麗な夕焼けが。

2016.08.15-16 富士山
最終的には黒い雲に攻めこまれて終了。星空撮影できるかなーと期待していたんですが、しばらくしても雲がどかなかったので諦めます。

2016.08.15-16 富士山
寝床に行くのが億劫すぎて、ビールに逃避。600円のスーパードライ美味しいです。
標高が高いところでは酔いやすいとはいうものの、さすがに1缶じゃなんの変化もない。少し酔えば眠りにつきやすくなるかな、と思ったんですが、ほぼシラフの状態。

20時消灯の直前、寝袋に帰還。

前回の教訓をいかし、今回は耳栓ではなくイヤホンをして、小さい音で音楽を一晩中流すことにしました。普段なら絶対眠くなるカヒミ・カリィを選曲。
隣のおじさんの寝息、いびきはさすがによく聞こえます。頭の間隔が20cmあるかないかぐらいですし仕方ない。ただ、音楽が流れているだけでだいぶ気が紛れたのでこれは正解でした。

で、カヒミ・カリィのおかげで眠れたかというと、今回もまったく眠れませんでした。

寝返りをうてるスペースもないので、一晩中、約8時間、ずっと仰向け状態でほぼ意識あり。たまに起き上がって水を飲んで、また仰向けに寝て目を閉じるの繰り返し。

人が密集しすぎていて寝るスペースは全体的に暑く、着込んでいたものを脱げるだけ脱いだ状態で再び寝袋へ。ふと隣を見ると、おじさんは裸足でハーフパンツ、寝袋の上で寝ていました。寝袋の上で寝るっていうパターンを全然想定していなかった私は、この光景をみてちょっと目眩が…。というのも、私が寝袋の宿を選んだのは、布団を2人で1つっていうのが無理そうだなっていう理由と、寝相が悪い人がいても寝袋なら被害をあまり受けなさそうっていう理由だったんです。寝袋の上で寝られたら、寝返り打ち放題だし動き放題じゃないですか。案の定、この後はおじさんにぐいぐい押されたり、おじさんの腕が私の体の上にポンッと投げ出されたり…一晩中おじさんの寝相の悪さと戦い続けました。この8時間の苦行を乗り越え、私の何かが成長した気がします。

夜明けはもうすぐ。

女一人で挑む2016年2回目の富士山 須走ルート編その5 - 無事に御来光が拝めて安堵する - これからゆっくり考L