短時間で飛騨高山を堪能するなら、飛騨牛寿司をちゃちゃっと食べるのがオススメ
バスツアーで立ち寄った飛騨高山。滞在時間は60分。バスが停車している駐車場から古い町並みまでの往復、あとトイレもすませておかねば、と色々含めての60分なので、散策ができるのは実質30分〜40分ぐらいでしょうか。滞在時間が短めなので建物の中に入ったり散策を楽しみたい方はバスの中で昼食をすませておくといいですよー、と添乗員さん。私はむしろ食べることをメインにしたかったのでバスの中で食事はとらずに、食べることだけを考えて飛騨高山の古い町並みに向かいました。
飛騨牛の肉寿司はなんとしても食べたい!
一目散に向かったのが「飛騨 こって牛」というお店。肉寿司のお店はちらほらあるんですが、ここだけ極端に人が多いので場所はすぐにわかります。
三種盛りは絶対注文するとして、トロさしにぎりも食べたい。がしかし、基本みんな店先で立って食べている様子。1人で2皿は持てるけど、どうやって食べたらいいんだと。悩んだ末、三種盛りだけを注文したんですが、実は店内にも食べるスペースがあるってことに気がついたのは購入後のこと。そこにはちょっとしたミニ机もあったので、1人2皿でも全然問題なかったです。
10分ほど並んで、ついに私の番。私の飛騨牛がバーナーで炙られているところ。
おせんべいの上にのせられた三種盛り。
指示どおり、塩からいただく。良質で美味しい脂がのった飛騨牛。塩がいい感じに肉の旨味を引き出していて、あまりのうまさにそっと目を閉じて噛み締めました。店内にいた若いカップルも美味しいの連呼。うんうん、美味しよねと勝手に共感しながら今度はしょうが醤油を。あーもうこれもたまらない。手が汚れるとかどうでもよくなる(ウェットティッシュは持参しましょう)。このレア感でこの柔らかさ、噛めば噛むほど旨さがじわっとくるのですが、口の中から無くなるのが早過ぎる。はかなすぎる。軍艦なんて黄身とお肉の組み合わせがずるすぎるし、美味しいって確信してから口にいれました。
トロさしにぎりを食べなかったことは帰ってきて数日たった今でも後悔してます。
せっかくなので肉寿司をはしごします。古い町並みと打って変わって昔ながらの商店街の中にある「梗絲(きょうし)」というお店へ。
こちらは並んでいる人がいなかったのでさくっといただけました。
完成。こちらのお店の三種盛りは軍艦じゃなくて巻物。あと、おせんべいの質が違う。
こって牛よりもややさっぱりした感じの肉寿司。脂がやや苦手な人にはこちらのほうがオススメでしょうか。店内だと「飛騨牛ひつまぶし」「飛騨牛とろすじ丼」といったものもいただけるそうで。胃袋と時間に余裕があったら食べたかったなぁ。