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大自然の中を犬とともに疾走!凍ったタキーニ川の上で犬ぞり操縦体験をしてきた

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オーロラツアーには色々なオプショナルツアーが用意されていました。犬ぞり、スノーモービル、スノーシュー、アイスフィッシング、野生動物鑑賞、タキーニ温泉、などなど。興味があるものはいくつかありましたが、旅行日程がそんなにたっぷりあるわけではなく、かつ夜はオーロラ鑑賞ということでどうしたもんかと悩む…。優柔不断なわたしには決められなかったので、ここは完全に友人まかせ。そうすると「犬ぞり」にビシっと決まりました。

市街地のホテルから現地まで、車で送迎

Whitehorse, Yukon
カナダホワイトホース、市街地のホテルでスタッフさんと待ち合わせ。ピックアップしてもらい車で走ること30分くらい。

Muktuk Adventuresに到着

Whitehorse, Yukon
犬王国っぽさある。

Muktuk Adventures Sled Dog Adventures | Yukon Dog Mushing and Bed & Breakfast

Whitehorse, Yukon
まずは建物の中に入り同意書にサインをするんですが、室内には大きな犬がたくさん。この子たちは犬ぞりをリタイヤした老犬らしく、ずっと寝てる子や脚が悪そうな子ばかり。弱々しいながらもみんな人懐こくて、ぐいぐい寄ってきてとても可愛い。

外に出てさぁこれから乗るぞーというタイミングになって、自分たちで犬ぞりを操縦しなければならないという事実を知ることに…。操縦はスタッフさんがやってくれるものと思い込んでましたが、実際は二人一組のうち片方が操縦、もう片方は座るんだそうな。

Whitehorse, Yukon
ソリを目の前にし、操縦方法を英語でレクチャーされる。日本のスタッフさんが通訳してくれたので内容はわかったけど、けど、心の準備がまったくできてないやばい。しかもじゃんけんの結果、私が最初に操縦することになって余計に焦る。あれよあれよとうちのソリをひいてくれる犬が選定され、繋がれていきます。


5匹の犬が繋がれると、興奮度マックスの犬たちがぐいぐい引っ張る。スタート指示があるまではブレーキをふみ、ソリが進んでしまわないように堪えます。

スタッフさんがのったスノーモービルが最初に出発し、あとは間隔をあけて1組ずつ出発していきます。

操縦者は、犬のスピードが上がりすぎないように定期的にスピードを緩めなければなりません。

説明時に言われた注意点は、
・犬が跳ねるように走るのは早すぎ。
・他のソリと並走すると犬が競争をはじめるので絶対NG。
・前との距離は3メートルぐらい(数値はちょっとあやふや)あける。
・トイレ中の犬がいたら止まってあげる。
といった感じ。

最初はとにかく犬たちが元気なので、常にスピードを緩めるプレート?を踏み続けます。

一生懸命走ってるのにスピード落とさせてるのってちょっとかわいそうだな、と思いプレートを踏むのをやめると、すぐ前のソリに追いついてしまう。加減むずかしい。

Whitehorse, Yukon
定期的に休憩タイムというか、問題がないかスタッフさんが見にきてくれて様子はどうか聞いてくれます。

ソリを転倒させないようにバランスをとりつつスピード調整するっていうのがなかなかハードで、折り返し地点で友人と交代する頃には腕と脚にかなりの疲労が。もうヘロヘロですよ。

帰りは座ってるだけなのでとても楽ちん。目線の高さがさっきまでと違いすぎて見える世界が全然違う。

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon
後ろのやんちゃな子がたまに後ろをちらっと見るのがかわいすぎる。

Whitehorse, Yukon
休憩中に遊んでたらハーネスがとれちゃって直されているところ。

Whitehorse, Yukon
後からスタッフの人が、凍ったタキーニ川の上を走ってたんですよーと教えてくれました。どおりで氷っぽいものが所々にあるなーと思ったら…なるほど。

日本でも犬ぞりはできますが、カナダの大自然の中を走るっていう体験はとても貴重でした。オプション追加しておいてほんとうによかった!!

Whitehorse, Yukon
凛々しい。

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オーロラ観測記録@カナダ ホワイトホース(2017.01.16〜18)

カナダのホワイトホース、敷地内からオーロラが見られるロッジに宿泊した3夜の記録です。

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初日(1月16日)

ホワイトースはポカポカ陽気。普段は−20度、−30度になることもある季節だというのに、この日は夜になっても0度前後。とっても珍しいことなんだそうな。

Untitled
星空がとんでもなく綺麗。今まで見たどの星空よりもすごくて、星空だけでもかなり満足度高い。

Untitled
日本で見るオリオン座と距離感が違う。写真だとそうでもないんですが、近くて大きかったんです。

20時過ぎ、北の空を見るとほんのり白いもやもやが。オーロラは生で見ると白いと聞いていたので、雲とオーロラはどうやって見分けたらよいのかロッジのスタッフさんに聞いて見ると、

「写真を撮ってみて緑にうつっていたら、それはオーロラですよ。」
と。

Whitehorse, Yukon
雲の後ろがほんのり緑っぽい。どうやらオーロラが一応でてるらしい。

Whitehorse, Yukon
ものすっごく明るい月の登場。

Whitehorse, Yukon
時間がたってもカーテン状にはならずずっと薄い雲のようで、オーロラ感ゼロ。そもそもオーロラレベルが低いとされていた日だったので、この日は早々に諦めて就寝。

二日目(17日)

気温は−10度ぐらい。オーロラレベルは中程度。そこまで寒くなかったので、初日よりは頑張ってオーロラ待機。

Whitehorse, Yukon
21時半過ぎ、北の空にオーロラがではじめる。この日もやはり白いけど、初日とは明らかに違う感じがして期待が高まる。

Whitehorse, Yukon
カーテンができはじめると、ここからはどんどん広がっていきます。

Whitehorse, Yukon

白いオーロラなんて雲と区別つかないしイマイチだなーと思ってたんですが、カーテン状に広がっていく様は明らかにオーロラで。これが自然現象だなんてすごいなーって、涙が出そうになった。

Whitehorse, Yukon
北東から北西まである程度横に大きく広がったらそこで動きが停止。雲もではじめる。体が冷えてしまったので22時過ぎに一旦部屋に退避。

そして23時頃、再び外へ。

Whitehorse, Yukon
全体的にもわーっとしていて、さっきよりもまあまあ広がった?っていうぐらい。

Whitehorse, Yukon
左の方にちょっとずつ拡大していき、

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon
二重になり、突然どんどん広がりはじめる。さっきのと比べ物にならないぐらいすごい。

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

北西の方にも広がっているけど入り切らないので、北東の空を必死に撮影。

星空を撮るときの設定のまま、シャッタースピード20秒で撮影していたのですが、ロッジのスタッフさんが
「オーロラに動きがあるときはISOを少し上げてシャッタースピードは3、4秒ぐらいがいいですよ」
と教えてくれました。そうするともやっとしないらしい。

Whitehorse, Yukon
シャッタースピードを3秒ぐらいにしたけど、それでももわっとしてしまう…オーロラ難しい。

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

ゆるりと変化していた北西の空も急に激しく変動しはじめる。

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon

Whitehorse, Yukon
ひとり記念撮影。
左側のもわもわとした赤い光は、オーロラではなく町の明かりだそうです。

Whitehorse, Yukon
気がつくと頭上にまで広がってました。

Whitehorse, Yukon
25時ぐらいになると雲がではじめてしまい、

Whitehorse, Yukon
この世のおわりっぽい空になってしまいました。
だいぶ満足したので、雲が晴れるのを待たずにこの日はこれにて終了。

最終日(18日)

朝からずーっと曇り。遠くの山は霧で全く見えない。この日は天候が変わる気配がなく、かなり絶望的。せっかくオーロラレベルが高いと予想されていた日だったのに…残念すぎる。

Whitehorse, Yukon
21時でこの空模様。毎日綺麗な星空が広がっていたのに、何も見えない。

スタッフさんにいわく、こういう天候でも晴れてくることもあるし、ずっとこのままということもあるとのこと。

朝の4時に宿をでることになっていたので、だめもとで一晩中定期的にチェック。

Whitehorse, Yukon
25時。全然だめっぽい。このあとも宿を出る時間帯までずーーっと分厚い雲に覆われてました。

写真で見るのと肉眼で見るのとでは見え方が全然違う

オーロラレベルが強いと肉眼でも色付きのオーロラが見られるみたいなんですが、わたしが今回見たのはすべて白いオーロラ。

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肉眼でみた光景はこんな感じでした。
※Photoshopで無理やり白っぽくしてます

今回、動きが割と激しいオーロラを見ることができたのでほんとうによかったですが、やっぱり色付きのオーロラを見てみたかったなぁと。ということで、今度はアラスカか北欧に行ってみたい。

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「支那麺 はしご(銀座)」の排骨担々麺は狂おしいほどに美味しかった

たまには食べログを開かず適当にお店を選んでみよう。

普段なら絶対食べログを開いてお店を決めるわたしですが、この日はなぜか運にまかせたくなったんです。お腹が空きすぎて、アプリで探すのすら面倒だったっていうのもある。場所が銀座だったので、どこもそこそこ美味しいでしょ、っていうのもある。

そんなわけで、銀座のTOHOシネマズみゆき座で映画を見た帰りに銀座をぶらぶらしてました。おしゃれなカフェでランチっていう気分ではないのでカフェ系はスルー、腹ぺこだったので行列ができているお店もスルー。みゆき座から歩くこと5分少々、なんとなく目に止まったのがこちらのお店。

支那麺 はしご
ふむ。ちょっといい雰囲気の佇まいでよさそうな感じ。メニューを見ると「排骨担々麺」の文字が。数年前に台湾の空港で食べた排骨麺がとっても美味しかったなーっていう記憶がぶわっと蘇る。土曜日の13時すぎ、空席がちらほらあってすぐに食べられそうだったので入ってみることに。

支那麺 はしご
排骨麺にたいした思い入れがなければ左上の担々麺を注文したと思うんですが、排骨麺がとにかく好きなんです。表現の難しいあの独特の香り、味、ちょっと甘いような気もするけどスパイシーなあの味…あーまた台湾行きたい。

支那麺 はしご
赤いスープの上に脂で揚げられた豚あばら肉がどんっとのった排骨担々麺。

支那麺 はしご
カリカリな豚肉をひとくち食べて、この日この店に偶然入った自分を褒め称えました。わたし偉すぎる。

お肉、スープ、共に驚異的に美味しくていい香り。台湾の空港で食べた思い出の排骨麺をはるかに凌駕した味。担々麺のレベルも高いし、それに加えてこのカリカリ豚肉と独特な味付け、この組み合わせに完全にやられました。

これだけ美味しいんだからもしや有名なお店なのでは?
食べ終わって調べてみたら案の定食べログの点数も高いし、はしご知ってるよー、好きだよーっていう友人が何人も。ですよね。

今まで「はしご」の存在を知らなかたったことをとても後悔したので、もし未体験の方がいたらぜひ、と思って書きました。オススメです。


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